インナーテラスを設置する注意点

自然光をたっぷり取り込める

注文住宅は間取りやデザインを自由に選べるというメリットがあります。自然光をたっぷり取り入れた暮らしを楽しむなら、インナーテラスの設置も考えたいところです。これは、家の中や半屋外にあるテラスのことで、一階に設置することが多くなっています。家の中にいながら、屋外の雰囲気を楽しめます。雨の日でも洗濯物を干すことができますし、子供の遊び場所としても役立ちます。テーブルとチェアを置けば自然光が注ぐカフェ空間を作ることもできますし、完全にプライベート空間なので周囲を気にせずリラックスできるのも良いところです。この他では、普段は室内で過ごすペットにも外の空気や日光を味合わせることができますので、ペットを飼っている家庭にも人気です。

デメリットについても知っておこう

インナーテラスは様々な使い方がありますし、設置には多くのメリットもあります。設置する前は、良い部分だけではなく、デメリットがないかも確認しておきましょう。まず、インナーテラスを作ると隣接する部屋が狭くなる可能性があります。それにインナーテラスに面した部屋は暗くなることもあるので、十分な採光が得られるかどうかもよく考えておきましょう。それから、施工には多くの費用も発生します。インナーテラスは基本的に屋根があるので、延べ床面積に含まれます。延べ床面積に含まれると固定資産税が発生することも知っておきましょう。半屋外は寒さや暑さも感じやすいので、季節によっては活用できない場合もあります。せっかく設置しても、ライフスタイルの変化で使わなくなることも考えられます。設置を考えている場合は、十分に使用できるかどうかをよく考えておきたいものです。